“To walk together,echoing each other.”
「いま、私は私にできることをする」ーこれは、南アメリカ大陸の先住民に伝わる物語の中でハチドリが述べたとされている言葉です。人は、それぞれの持つ力を、無理することなく、しかし、諦めることなく、精一杯発揮する、私は、この考えのもとで、自分の働きを活かしたく思っています。ワイズメンひとり一人がそれぞれの持つ力を発揮してワイズ活動に励む、これにワイズの仲間が響き合い、ともに歩むとき、1人の力が2人の力、いや、4人の力、8人の力となって、ワイズ活動の力が大きく増し広がってゆきます。このような考えのもと、私は、以下の方針で、西日本区理事の職責を果たしてまいる所存です。
「事業制度変革の定着」
ワイズ活動の骨格を形成している事業制度のより良き活用を目指して、本年度から、YMCAサービス・ユース事業、地域奉仕・環境事業、EMC事業、国際・交流事業およびメネット事業の5事業制度になりました。これまでのファンド事業と交流事業とを吸収合体させた上に「国際」の名がかぶせられたことから、時代の流れを見詰めたとき、従来の両事業のどこまでをカバーしてゆくかということについて、実践しつつ固めていく年です。そして、その活動内容の継続性が求められることから、単年度制の事業組織から委員会組織に変革された広報事業は、ワイズ活動の
PRを強力に推し進めることを目指し、初心に帰って活動を展開する年になります。
「区内外の情報伝達を盛んに」
情報伝達を通じて他者のワイズ活動を知り、それを参考にして我がワイズ活動を充実した力強いものとすることができると考えます。
「区内ワイズメンの一体感を育てる」
上記の情報伝達を通じて西日本区内のワイズメンが一体感を持つようになり、「響き合い、ともに歩む」ことで、「こころ豊かにワイズ活動を展開し、ワイズスピリットを次の世代につないでいく」ことができるのです。
「クラブの応援団」
ワイズ活動の原点は区内各クラブが進める個々の活動であり、区と部は各クラブのこれらの活動を励ます応援団であります。部は、部内各クラブの活動を知り、これを部内に周知させるとともに、区を通じて区内における周知をも図り、区と部は、これらの情報伝達活動を通じて区内各クラブの活動に益するとともに各クラブの活動を側面から励
ます、応援団としての働きをします。
[注]「YES献金」とは、新クラブ設立を進めるクラブや会員を支援する等のためのワイズ拡張支援(Y'sExtensionSupport)基金にあてられるものであって(2012-2013ワイズメンズワールド第1号ご参照)、献金で集められた資金の2/3は、集められたエリアに戻され、当該エリア中の区で使われる。