主題「志をもって例会に参加し、学びの機会をもちましょう」
“Attend club meetings with a clear motive to make the most of them. ”
副題「経験がワイズを育みます」
“Your experience makes you a good Y's man.”
2013-14年度
西日本区理事 高瀬稔彦(岩国みなみ)
理事方針:クラブの魅力を磨き、新たな成長に繋げていきます。
例会やワークを通じ、いろいろなキャラクターをもった他人と交わることは、自身の成長を促します。自分が活かされている満足感や達成感に、例会へ行くのが楽しみになります。すなわち『親睦』こそが、楽しい例会づくりの原点です。『親睦』とは、他人との交わりから気づかされ、知徳体を育むことです。
親睦を通して培ったクラブのエネルギーは、その成長とともに社会へ還元していこうという気持ちを産みます。
こうして自然と芽生えるのが『奉仕』の気持ちです。さらにYMCA や地域との関わり、IBC、DBC の仲間との出会いを通じて、そのエネルギーはより多くの人に伝播していきます。これが運動体のあるべき姿であり、クラブの魅力です。『奉仕』のこころはクラブの成長から自然に芽生え、広がっていくのです。
しかし私たちのクラブは、いまのメンバーだけの「サロン」と化してしまったり、よい『奉仕』をすれば人は自然に集まるという錯覚で『親睦』を疎かにしたりして、クラブの成長を自ら拒んでしまってはいないでしょうか。こころを求めて例会に参加できるクラブづくりに意を強くして取り組みましょう。
次世代に繋げるクラブづくりをいっしょにやりましょう。
『神よ、わたしに、なぐさめられることよりもなぐさめることが、理解されることよりも理解することが、愛されることよりも愛することができますように。 なぜなら、与えることによって与えられ、自分を捨てて初めて自分を見出し…』(アッシジのフランチェスコ「平和の祈り」の一節)
『主よ 今日一日 やさしいことばに飢えている人々と語り合うため わたしの声をお望みでしたら 今日、わたしの声をお使いください。主よ 今日一日 人はひとであるという理由だけで そんな人でも愛するためにわたしのこころをお望みでしたら、今日わたしのこの心をお貸しします』(マザーテレサの祈りの一節)
これは研修会の聖日礼拝でくりかえして使われることばです。ワイズメンは毅然とした態度と、寛容な気持ちや隣人を愛す(赦す)気持ちを持ち合せましょう。『足らずを知るのは幸せなこと』です。みんなの先頭に立って光り輝く存在になりましょう。
私は、このクラブの本来の目的を再度みなさんといっしょに確認し、すばらしい働きをもつクラブを次世紀に繋げるための役割を果たしていきます。
私たちの先達は100 年近くに亘り、常にワイズの理想を求め、ワイズ・YMCA運動を広げ、理想実現のためたゆまぬ努力を重ねて来られました。心より感謝と敬意を表します。
今、私たちは先達が掲げてこられた高い理想を引き継ぎ、時代の変遷・変化とともに私たちに求められるものを的確に認識し、発信し行動しなければなりません。また、今を支えるのは、今の時代に生きる私たちの使命ですが、共に働く仲間を増やし、次世紀を支える人を育てていくのもやはり今を生きる私たちの大切な使命です。
事業別方針・目標
- YMCAサービス・ユース事業
- YMCAユースリーダーが卒業後に再びYMCAと繋がりがもてるシステムを検討する。
- 意義のあるYY(Y)フォーラムを各部で進めていただけるよう支援する。
- 地域奉仕・環境事業
- クラブが実施する事業の情報を西日本区で共有し、みんなで応援する。
- 東日本大震災復興支援やRBMをPRし、クラブの積極的な関わりを支援する。
- CS・FF資金が積極的に活用されるよう制度設計を見直す。
- TOF資金の使途を報告して理解の促進に繋げ、献金ゼロのクラブを解消する。
- EMC事業
- 各部においてEMCに資するチームづくりをすすめてもらえるよう依頼する。
- 各部において合同例会を企画していただき、MCやLTの機会をつくれるよう支援する。
- 入会者の視点に立ったクラブづくりを支援し、魅力のあるクラブづくりを応援する。
- ファンド事業
- 献金の意義・使途を丁寧に説明し、献金ゼロのクラブを解消する。
- 交流事業
- アジアエリアでのIBCや東日本区とのDBC締結を積極的に周旋する。
- 青少年の健全育成のために国際理解に繋がる交流を促進する。
- 2013アジア大会(フィリピン)、2014国際大会(インド)への出席を奨励する。
- 広報事業
- 情報委員会と協働し、西日本区ホームページの充実(外部発信強化)を図る。
- 会員同士や隣人への広報手段として、フェイスブックの活用を推奨する。
- メネット事業
- 特徴あるメネット事業の情報を西日本区で共有し、みんなで応援する。
- ハンディをもった方への理解をすすめ、表現活動を通じた社会との交流を支援する。
2013-2014 年度 西日本区事業目標
- YMCAサービス・ユース献金(国際ASF含む)1人あたり2,000円
- 地域奉仕活動(CS献金)1人あたり1,500円
- TOF(Time of Fast)断食の時 1人あたり1,200円
- FF(Family Fast)家庭での断食 1人あたり800円
- BF(Brotherhood Fund)1人あたり1,400円
- BF(Brotherhood Fund)使用済み切手収集
- RBM(ロールバックマラリア)1人あたり800円
- 仙台YMCA東日本大震災支援対策室、盛岡YMCA宮古ボランティアセンター、YMCA石巻支援センター、合計2,000,000円 各活動支援資金として 1人あたり1,200円
- EF(Endowment Fund)US$3,000 記念すべき時に献金 PWAF US$120
- JWF(Japan West Y's Men's Fund)400,000円 西日本区ワイズ基金 1口5,000円
- E(Extension)新クラブ設立 +2クラブ
- MC(Membership & Conservation)会員増強と意識高揚 前期末+100名
- LT(Leadership Training)次期役員研修、次期会長・主査研修 各1回
- R.Bulletin 西日本区報 年3回
- [新設]YES献金(Y's Extension Support)ワイズ拡張支援基金 1人あたり180円
ワイズ新クラブ設立を目指す目的の基金(2012-2013ワイズメンズワールド第1号掲載)YESプログラムの目的は新クラブ設立を進めるクラブ、会員を支援するためのもの。献金で集められた資金の2/3は、集められたエリアに戻され、エリアの中の区で使われる。