理事通信 1998.9

 

理事の実務も2ヶ月経ちますとそろそろ理事のポリシーが皆さんに具体的に見えてくるように心掛けねばなりません。ポリシーがはっきりするほど、反論や反対意見も出易い環境になってきます。こうならなければいけません。理事通信を通してポリシーを汲み取って頂ければ幸いです。部会では少しでも理事の""が見えるように心掛けます。今月の本音。あなたのクラブでは"ワシがやらんと、ワシしか出来ない"と頑張ておられる方はおられませんか。こんな方は必要で有能です。然し良き後継者を育てるという点では少し問題がある場合も考えられます。マンネリから抜け出す為にも良き後継者がどんどん出てくる環境を作るにはどうしたらいいかクラブの課題にしましょう。これはクラブだけの課題だけではなく区としての課題でもあります。組織検討委員会も動き出しました。コンセプトは2000人のワイズメンの利益を最優先する事です。西日本区理事 伊藤 圭介

 

9−1

強調月間 MENETTE

 メネット会が楽しく活発なクラブは生き生きと円滑なクラブになると思います。メネットもメンと共に例会作りやYMCAのプログラムに積極的に参加しながらワイズライフの楽しさを探してみませんか。

坂本 智子(メネット事業主任)

 

 

9−2 各部会のご案内

 

10回阪和部部会 「協働の業で感動を!」

923日(祝)登録11:30 開会12:00

大阪南YMCA

メン・メネット¥3,000 メン・メネットセット¥5,000

3回京都部部会 「ようこそ!ワイズの森へ」

923日(祝) 登録12:00 開会13:00

都ホテル 瑞穂の間

登録費

メン¥12,000 メネット¥10,000 ゲスト¥12,000

47回西部部会

9月19日(土)〜20日(日)

開会19日13:00

閉会20日13:00

余島野外活動センタ−(小豆島)

15000円

九州部部会

927日(日)13:00〜18:45

城山観光ホテル 錦江の間

    鹿児島市新照院町41−1

TEL0992242211

登録費

メン¥10,000 メネット¥8,000

会場が変更になっております。ご注意下さい。

9−3 津クラブの例会日・例会場が変更になりました。

例会日時

1例会 毎月第2木曜日(時間は変更なし)

     第

2例会 毎月第4水曜日(時間は変更なし)

1例会 YMCA TEL 0592310588

     

2例会 ぐり−んどろっぷ TEL 0598266633

9−4 会費納入のお願い。

前期の西日本区費等の納付期限は、9月14日(月)です。会長様宛に送付いたしました請求書に基づきご送金よろしくお願い致します。なお、西日本区および東日本区の名簿代金額が今期よりそれぞれ1700円および1600円に改定されております。改定のご連絡に不備がございました事をお詫びいたします。

9−5

アカデミー委員会の"出前"

8

16日にアカデミー委員会が持たれました。その中でアカデミー委員がメンバー研修の一助となればとの思いから部主催の研修会に講師として出かけていき、ワイズメンとしての意識向上に寄与をさせて頂ければ幸い、との話し合いが持たれました。

就きましては岡本

尚男ワイズアカデミー委員長がお申し込みの"窓口"になります。積極的 にご利用下さい。

尚、講師の交通費など諸経費は部負担で宜しくお願い申しあげます。

(単一クラブや複数クラブ合同でも交通費や諸経費などをご負担いただければ出前は可能です。)

9−6

ユ−スのキャンプが十勝毎日新聞(8月19日)にて報道されました。

来年開催される十勝アジア大会を前にして、この8月ユースのひとたちが十勝キャンプを開催したことが地元の十勝毎日新聞が取材、8月19日号で大きく報道されました。また、帯広のラジオ局「FM WING」の番組にも出演し、その活動について広くPRする機会がむ与えられました。広報活動の重要性にむついてはエリック・キム国際会長の提唱するところですが、ワイズメンズクラブはユースに先を越された感がありますね。特に地域で展開するサービス・プログラムについては、このようなPR手段に取り組むことが必要です。

8月21日、8:00PM〜9:00、帯広のラジオ局「

FM WING」の番組に、ユース・キャンプに参加している、Y3−WEST(井上文輔、松田幸美、重松えみり)、Y3−EAST(大槻展子、小倉隆志)の5名が出演しました。この番組は、若者が月ごとのテーマをもとに話をするといったもので、十勝クラブの後藤健市さんがパーソナリティーをされています。私たちは、この日、「祭り」というテーマで、自分の町の身近な祭りについて話をしました。ラジオの番組でお話をするといった特別なことを体験させていただき、Youth Camp のテーマとなっている「都」、、、自分の住む町を新しい目線から見つめることが出来た様に感じています。

 8月22日 

Y3-WEST 重松えみり。

昨夜降った雨も止み、ユースキャンプ最終日を迎えました。誰一人大きな怪我もなくプログラムを終えようとしています。各班に分かれての反省会の最中です。アイヌ民族の若者との交流で人間として、又日本人という立場で多くの事を学び、考えたことと思います。一人一人としては良い子ども達でありますが、やはりまとまりとなると現在の若者像がちらほらと見えます。この辺の反省が言葉として表れているのはとても嬉しく感じます。来年のアジア大会に向けて、しっかり収穫を持って帰るものと思います。まず、個人が楽しむこと、そしてその中から人間としての生き方を学び成長していってくれる子ども達であったと安心しています。五日間共に過ごし幸せを感じています。

  

 ワイズメンズクラブ西日本区事務所  北村久美子  

 

 

(第63回ヘルシンキ国際大会における)

国際会長、エリツク・キムのアドレスから

国際会長、エリツク・キムは、ヘルシンキ国際大会におけるアドレスの中で、先人たちのこれまでの献身的な関わりが、その時間と資力を捧げつつ、ワイズメンズクラブを今日に導き、そして今、それを受け継ぐ私たちが目指す方向とその実践のために何をなすべきかを語りました。私たちのひとりひとりが強い指導者として、献身的な指導者としてあることを彼は確信しています。すべてのワイズメンがエリック・キムの熱き願いと思いを確たる指針として理解し、実践しなければならないでしょう。アドレスの中で次の二点は重要なポイントです。

 

国際は新たに「広報担当国際事業主任」を追加、設置しました。

奉仕活動を行う上で会員増強は何にも増して重要であるにもかかわらず、ほとんどの地域で会員の高齢化と、地域によっては会員の減少が大きな不安となっています。この壁をうち破っていくためには広報活動という手段をもって強く挑まなくてはならないと訴えました。国際議会では、「広報担当国際事業主任」の追加が承認され、国際会長はすでに、広報のセミプロである、

Shirley Murtaugh(シグナルヒル・カリフォルニア)を任命しています。そして、各クラブに配られるPR用のマニアルも準備されており、各地域、区においても広報担当者の選任が進められています。

:西日本区広報委員会では、その本来の役割について、国際と同じ観点にたっており、広く社会にワイズメンズクラブをアピールし、YMCAやワイズメンズクラブの会員増強につなげてゆくことが大きな使命の柱であると、既にこれまでの委員会で確認しています。

 

国際会長は、そのPR成功のために Difference Day〔特別の日〕を"ヘルシンキ宣言"として皆さんに贈られました。

Difference Day

〔特別の日〕は年に2回、4月と10月に地域社会のために何か特別なサービスの提供等をする日として設置することであり、すべてのクラブはこの受け入れに同意しなくてはなりません。人々のためになることであればどんなことでもいいのです。そしてこのサービス実施計画を新聞社に知らせ、ワイズメンクラブとは何なのか、ワイズメンズクラブが何をしているのかを広く伝えていただきたいのです。また、タイム・オブ・ファーストの回数を年二回にすることを提案されました。

 

国際会長のアドレスは、力強い指導性にあふれた内容に満ちています。以上は大切な部分ですのでご報告いたします。尚、全訳は後日お伝えいたします。

 

 

 

<第63回国際大会に参加して>

河野 重昭(九州部直前部長)

 

第63回国際大会がフィンランドで開催されると聞き、フィンランドより宣教師として日本に派遣され、17年間九州女学院短期大学で英語の教育をされ、また室園ルーテル教会でオルガニストとして奉仕され、今年の3月に退職されたリンドブラード宣教師に、「フィンランドで逢いましょう」と約束をしていたので、国際大会出席を決めたのです。

また、始めてのヨーロッパ旅行であれば、ついでにウィーンなどにも行きたいと考え、ブダペスト(ハンガリー)、ウィーン(オーストリア)、プラハ(チェコスロバキヤ)を観光した後、ヘルシンキ(フィンランド)の国際大会に参加しました。参加者総数は876名で、日本からの参加者は128名でした。

7月24日(金)の午前中に大会会場で登録を済ませ、近くの市場と公園を散歩し、「シベリウス」公園に行き、中華料理店で久しぶりに「タンメン」を食べました。

午後4時30分セントジョーンズ教会でフラッグセレモニーが厳粛に開催され。セレモニー終了後、大会会場までフラッグを先頭に、全員で行進をしました。

午後7時から会場ロビーで立食パーティがあり、午後9時から、大会会議室で「歓迎の挨拶」などがあり、予定では午後11時に「終わりの祈り」があることになっていましたが、私は途中でホテルに帰りました。

7月25日(土)午前8時30分から会議室で「朝の礼拝」があり、午前中は

ISG Ingvar Wallinさんの「全体報告」があり、SG YMCA/WA Nicholas Nightingale さんの「基調講演」がありました。昼食は食事会場でTOF食「オートミール」の軽食でした。午後は「TOF」などのテーマ毎の「分科会」がありましたが、私はリンドブラード宣教師にホテルで逢いました。そして、午後6時からIPE Ole Hansenさんの司会により、BF代表の紹介などがありまして、午後8時より食事会場での夕食があり、食後すぐにホテルに帰って休みました。会場では、さまざまな出し物があり、午後11時に「終わりの祈り」がある予定になっていました。

7月26日(日)は午前9時からユースコンボケーションの報告を聞き、そして

Mme Suvi Rihtniemiさん(ヘルシンキ市議会議長)の「基調講演」がありました。昼食後、「エリアミーティング」を欠席し、ホテルに帰り、テンペリアウキオ教会(岩の教会)に行き、午後2時からの英語礼拝に出席し、聖餐式に参加しました。そして、午後6時からIPE Ole Hansenさんの司会により、歴代国際会長の紹介などがあり、そしてエリック・キム国際会長よりエルマークロウ賞の授与がありました。その中で3番目に私が受賞し、キム会長より楯を受け取ったときは、感動で胸が一杯になりました。その後、次回国際大会のホスト香港からのアッピールがあり、午後8時から夕食がありました。夕食後ダンスなどがあり、午後12時に「終わりの祈り」がある予定になっていましたが、翌日が早いので、私は夕食後すぐホテルに帰って休みました。

7月27日(月)は午前6時に朝食、7時にバスで港へ行き、8時発のフェリーでタリン(エストニア)に行きました。タリンに11時頃着き、12時頃タリン観光に出かけました。そして午後3時過ぎに昼食でした。その後、午後7時ごろ式典会場につき、立食形式の夕食があり、ヨーロッパの中で最初にワイズメンズクラブを創立されたタリンで、創立70周年記念式典が開催されました。少年少女合唱団・ハンドベル・独唱・二重唱などで式典を盛り上げ、感動の一時でした。式典終了後、バスで港に戻り、午後10時発のフェリーでヘルシンキに向かいました。

7月28日(火)は午前4時30分に起床、6時30分にヘルシンキに着き、バスでムーミン村を観光し、そこで昼食をすませ、午後4時過ぎにホテルに着きました。一休みして、午後7時にバスでお別れ夕食会に出かけ、ご馳走を食べ、ホテルではさらに灰谷さん(次期理事)の部屋でユースと一緒に懇親会の一時を持ちました。

7月29日(水)は午前5時に朝食、6時にバスで空港へ、8時発の飛行機でチューリッヒへ、乗り換えて午後1時10分発の飛行機で関西空港へ、そして12時間後関西空港に到着し、解散式を行い、それぞれ帰途につきました。

国際大会に始めて出席し、しかも大会の中でエルマークロウ賞を頂いたことは、皆様のご指導とご支援の賜物であると、心より感謝し、御礼を申し上げます。